こんにちは。スポーツメンタルコーチの江口康博です。
最近、トレイルランニングでは有名な大会が開催されました。
「Lake Biwa 100」という距離は169kmで、累積獲得標高10,500m(富士山を3回弱登ることに相当)の過酷なレースです。
コースは世界レベルの厳しさですが、運営の配慮が素晴らしく「最高の100mile」の呼び声高いレースです。
人気の大会で抽選倍率も高く、私は「今年は、参加申し込みは見送り来年に出場しよう」と、そのためにコース整備のボランティアなどに参加して、来年の抽選確率を上げるようにしていました。
当日は、応援ランとして、誰も応援に行かなさそうな、夜中に比叡山の山中のコースを逆走して応援しました(笑)
友人も出場しているので沢山のランナーを応援して、少しでも力になれたら良いなという思いでした。
大会を通じて、一番に思ったことが「私も出場すれば良かった・・・」という思いでした。
コース整備のボランティアでお会いした大会主催の方、出場予定の方、当日の出場者のランナーに会って、話して、苦しそうな、でも楽しそうな表情を見て、「自分が主役になりたい」と強烈に思っていたのです。
同時に来年に向けて、さらにボランティアに参加して当選確率を上げようと強く誓いました。
前置きが長くなりましたが、
みなさんもこんな風に思ったことはありませんか?
大会に出場するチームメイトを見て・・・
大舞台で活躍する選手を見て・・・
試合中、苦しみながらも頑張る選手を見て・・・
プロになる過去の対戦相手を見て・・・
「あぁ、自分もそうなりたいな」と。
そのまま「いつかやりたいな」と思うだけなのか。
それとも「次は絶対に自分が!」と思って行動していくのか。
それで今後の道がガラッと変わってきます。
大袈裟ですが、本当にそうなってしまいます。
そして、本当に自分がやりたいことはなんでしょうか?
今回は「自分が本当にやりたいことは行動した方がいい」ということについてお話します。
「いつかは・・・」と思っているのは時間の無駄
多くの方が「いつかできたらいいな」と言っているをよく耳にします。
ただ、「いつかは・・・」と思っているだけでは、学びや実現のための行動に移していない時間になります。
毎日の日常は、競技のトレー二ングのほかにも、学生なら学校、社会人なら仕事もあったりと意外と忙しく、意識しないと日々はあっという間に過ぎていってしまいます。
そうすると「いつかできたらいいな」と思いながら、一か月、半年、一年と何もしない時間がどんどん過ぎてしまいます。
もし、本当にやりたいと思っているのなら、”思っているだけ”の時間は無駄になります。
よく「今が一番若いとき」と言いますが、やりたいことに挑戦するなら、タイミングは今なんです。
「いつやるか 今でしょ」
予備校講師である林修先生の行動を起こさせる有名なフレーズです。
待っていても理想のタイミング、完璧な瞬間なんていうものは訪れません。
あなたが「やりたい」と思ったら、あとは行動するだけです。
人は具体的にイメージできる姿になれる
アメリカの心理学者、マクスウェル・マルツがこんなことを提唱しています。
「人は、自分がなりたいと“明確にイメージできる姿”に近づいていく」
サイコサイバネティクス理論と呼ばれており、「目標を設定すると自動的に成功できる」という極めて分かりやすい内容です。
自分の内側にある「自己イメージ」が現実の行動や成果を決定していくというものです。
成功するイメージを繰り返し思い描くことで、脳が自動的にその目標に向けて最適で効率的な進路を判断して、行動が修正されていくのです。
「こんな姿になりたい」と具体的にイメージすることが、実現に導いてくれます。
「いつかはこんな風になりたいな」と漠然と思うのではなく、”具体的に”思い描くことがとても重要です。
そのためには、まず自分が何を大切にしているのか、明確にする必要があります。
ただ、「大会で優勝したい」という目標ではなく、「大会で優勝して、何を成し遂げたいのか?どんな姿になりたいのか?」ということまで考えていただきたいと思っています。
その根本には、自身のなかで、大事にしていること、やりがい、楽しみ、目指したい姿、など、価値観やモチベーション、アイデンティティと呼ばれるものがあります。
自分と向き合ってそれを明確にしていくのです。
より具体的に、クリアになりたい自分を思い描いて、行動していきましょう!
最後に
いま、自身がやりたいこと、なりたい姿に向かって行動することについてお伝えしてきました。
とはいえ、「自分がそんな姿になれるだろうか?」と自信がない方もいると思います。
誰もがいきなり強く思えるわけではありません。
そして、目標達成のためには、「なりたい姿に相応しいセルフイメージ」と「具体的な目標設定」を持つことが、成長への鍵となります。自分としっかり向き合って、自身が大事にしていること、価値観を理解することが大切です。
これらのことはなかなか自身で行うことが簡単ではありません。思ったように自分をコントロールできたら、みなさん目標達成しています。
サポートなる存在が必要な方は、我々スポーツメンタルコーチがアスリートに寄り添いながら、アスリート自身の気付きを促して、目標達成に導くコーチングをさせていただいています。
「具体的にイメージして、行動していく」
こういう風にお話しすると、ものすごく大変なことのように感じてしまうかもしれませんね。
活躍しているアスリートも、最初から精度高く具体的にイメージできていたわけではありません。
「なんとなくこっちの方向が自分らしい」「やっていて楽しい、ワクワクする」という感覚で少しずつ方向性を決めて、行動していけばいいのではないでしょうか。
行動しているうちに後からイメージがクリアになっていきます。
もし、あなたがやりたいことがあるなら、今日から行動していきましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました。
