
こんにちは。スポーツメンタルコーチの江口康博です。
最近、ふと考えてしまうことはありませんか。
「この競技、このまま続けていていいのかな」
「自分は、どこに向かって頑張っているんだろう」
練習が嫌いになったわけじゃない。
サボりたいわけでもない。
でも、前みたいに何も考えずガムシャラに走れなくなった。
そんな感覚です。
もし今、少しでも迷いがあるなら、
まず伝えたいことがあります。
それは、
迷っているあなたは、心が弱いわけでも、甘えているわけでもない
ということです。
迷いが出てくるのは自然なこと
大学生アスリートは、
競技のことだけを考えていればいい時期もありますが、
そのときはいつか必ず過ぎていきます。
学年が上がる。
後輩ができる。
レギュラー争いが厳しくなる。
就活という言葉が、だんだんと現実味を帯びてくる。
頑張っていないわけじゃないのに、
「成長している感覚」「前に進んでいる感覚」が分かりにくくなる時期もあります。
そんなタイミングで、
「このままでいいのかな?」という問いが出てくるのは、
ごく自然なことです。
むしろ、
何も感じず、何も考えずに続けられるほうが、珍しいと思います。
「辞めたい」と「迷っている」は、まったく違う
ここで、ひとつ大事なことがあります。
「辞めたい」と「迷っている」は、同じではありません。
本当に辞めたい人は、意外と迷いません。
心のどこかで、もう答えが出ていることが多いのです。
一方で、迷っている人はどうでしょうか。
・練習にはちゃんと行く
・試合で勝てると嬉しい、負けると悔しい
・結果が出ないと落ち込む
それでも、
「この先の自分が見えない」
「納得できていない感覚」が残っている。
これは、
競技をどうでもいいと思っている状態ではありません。
むしろ、
納得して続けたい。
そう思っている途中にいるだけです。
なぜ真剣な人ほど迷うのか
迷いが出てくる人には、共通点があります。
それは、
ここまで本気で向き合ってきた
ということ。
もし適当にやっていたとしたら、
絶対に悩むことはありません。
熱中して、時間も、身体も、気持ちも、
たくさん注いできたからこそ、
「これでいいのか?」と考え始めるのです。
迷うことは、悪いことではありません。
ましてや弱さでもありません。
真剣だからこそ迷いが出てくるのです。
そして、その迷うことこそが、
あなたを次の成長のステージへと導いてくれます。
冬やオフシーズンは、特に迷いやすい
年末年始やオフの時期は、
競技から少し距離を置くことになります。
すると、
普段は練習で頭と身体がいっぱいで、全然考えなかったことも、
時間ができることで意識が内側に向いて、考えるようになります。
・つい周りと比べてしまう
・周囲の人から将来の話を振られる
・一人で考える時間が増える
そんな中でふと出てくる迷いに、
「自分はダメなんじゃないか」
と思い込んでしまう人も多くいます。
でも、
この時期の迷いは、答えを出すためのサインではありません。
今、必要なのは「決断」ではなく「整理」
迷っているとき、
一番つらいことは何でしょうか。
それは、
頭の中がずっと散らかったままでいることです。
・何がしんどいのか分からない
・競技なのか、環境なのか、自分なのか
・全部なのか、どれか一つなのか
整理されていない状態で、考えるのは、とても苦しい状態です。
漠然とモヤモや不安があって、原因がすぐにわからないからです。
だから、今必要なのは、
無理に答えを出すことではありません。
一度、言葉にして整理すること。
それだけで、
心の重さが少しだけ変わります。
「迷っている自分」を否定しなくていい
迷いが出て、整理し始めると、
こんな声が頭に浮かぶことがあります。
「自分は中途半端だな」
「覚悟が足りないのかな」
「もっと頑張ってる人もいるのに」
そんなとき、こう思い出してほしいです。
あなたがここまで競技を続けてこられた事実は変わりません。
競技に本気で向き合ってきた時間は無くなりません。
迷っているあなたは、
ちゃんと向き合っている最中です。
自分を否定せずに、
褒めてあげてください。
本気で向き合っているあなたは、それだけで十分すごいことです。
いま自分にできること
迷いはすぐに解決しないこともあります。
どんなにすごいアスリートも全く迷いがなく進んできた人はいません。
迷うときがあっても、あなたと同じように向き合って、
そんな自分を受け入れているのです。
そして、一つの迷いに真剣に向き合っていればいるほど、
自分の脳が、意識が自動的にその解決法を探しにいってくれます。
少し時間がかかるかもしれませんが、向き合っていれば迷いは解決できます。
そうして乗り越えたあと、あなたは一回り成長できています。
無理に解決しようとしないで、
迷う自分も、許して、受け入れて、進んでいきましょう。
それも、真剣になっているからこそです。
もし今、
答えを出したいわけじゃないけれど、
このモヤモヤを一人で抱えるのがしんどいなら。
続けるか、辞めるかを決めるだけではなく、
ただ、今の気持ちを整理する時間があっても良いのです。
無理に前向きにならなくていい。
結論を出さなくていい。
必要だと感じたときに、
一度、話してみませんか。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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