
人類の歴史を見ると、進化はいつも「移動」や「環境の変化」から生まれてきました。
新しい土地へ行き、
新しい環境に適応することで、
私たちは身体的にも文化的にも発展してきました。
食文化、音楽、スポーツ。
多くの文化は、人が移動し出会うことで生まれています。
つまり本来、
環境が変わることは「進化のきっかけ」でもあるのです。
しかし、アスリートからよくこんな話をよく聞きます。
「新しい環境がストレスなんです」
・新しいチームになった
・新しい監督になった
・新しい仲間が増えた
新しいチーム、新しい監督、新しい仲間。
環境が変わると、不安やプレッシャーを感じるアスリートは少なくありません。
でも本当に、
環境が変わること自体がストレスなのでしょうか。
同じ環境でも人によって感じ方が違う
ある若手のアスリートとの会話です。
新しいチームに変わった当初のことです。
環境が変わって疲れていませんか?
まだ本格的に練習が始まっていないので元気ですよ!
と言っていました。
大変なこと、疲労することなども
人によってポイントが違ってきます。
もしかすると、
そのアスリートも別のポイントで
「これは大変だ」と思うのかもしれません。
同じチーム、同じ練習でも、
・ワクワクする選手
・不安になる選手
・疲れる選手
・元気な選手
がいます。
もし、環境そのものがストレスなら、
全員が同じように感じるはずです。
つまりストレスを作っているのは
環境ではなくその人の“考え方”かもしれません。
ストレスを感じない思考とは?
環境が変わるとき、多くの選手はこんなことを考えます。
- 失敗したらどうしよう
- 周りにどう思われるかな
- 早く結果を出さなきゃ
この思考が出てくると、
本来のプレーに集中できなくなります。
そして
「環境がストレスだ」と感じてしまうのです。
これが上記のアスリートのように、
「まだ本格的に練習していないから疲れていない」
と考えることができたら、また違ってきます。
例えば、同じ基礎練習でも、
「地味にきつくてしんどいよね」
という選手もいれば、
「考えることが少なくてシンプルだから楽しい」
と思う選手もいます。
全く同じ練習でも人によって感じ方が全く違ってきます。
その結果、基礎練の効果にも差が出てしまいます。
環境や物事(出来事)が同じでも、
人によって捉え方が違っており、
生み出される”結果”が異なってきます。
その物事の捉え方は、
その人の持つメンタルで変わってきますが、
それはメンタルの良し悪しではなく、
「その選手が目標に向かって全力で進んでいけるか」が重要です。
そして、アスリートが結果に相応しいメンタルになれるよう導くのが、
スポーツメンタルコーチングです。
環境はストレスにもチャンスにもなる
トップアスリートは
環境の変化をこう考えます。
「成長するチャンスだ」
新しい環境には
- 新しい刺激
- 新しい学び、気付き
- 新しい可能性
があるからです。
同じ環境でも、
意味づけが変わるだけでパフォーマンスは変わります。
昔から人類は移動して環境の変化が起こることで”進化”してきました。
例えば、アジア大陸の東西を結ぶ交易ルートである
シルクロードは、この道を通って中国の絹、インドの香辛料、ヨーロッパの金属製品
などが運ばれました。
しかし運ばれたのは物だけではなく、
宗教、技術、芸術、文化
も行き来しました。
この他にも、民族の移動、航海技術の発達などによる変化もあります。
人が移動して大きな環境の交流や変化があったからこそ、
人類の文化的、技術的な進化があったのです。
昔も、通信技術が進化した今も、
人の根本的な進化の原理は変わらないと考えています。
環境が変わる時に意識してほしいこと
新しい環境に入ったときは、次の3つを意識してみてください。
① 最初から完璧じゃなくても全然OK
② まずは環境に慣れる
③ 変化を成長のチャンスと考える
この3つを意識するだけで、
環境の変化はストレスではなく成長のきっかけになります。
まとめ
「環境が変わる=ストレス」
そう思い込んでしまうと、
それだけで自分にプレッシャーをかけてしまいます。
環境はただの変化です。
その変化をどう捉えるかで、
アスリートとしての成長は大きく変わっていきます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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