あなた自身が本当にやりたいこと、選べていますか?

こんにちは。スポーツメンタルコーチの江口康博です。

若手アスリートと話をしていると、
こんな言葉をよく聞きます。

  • コーチが言ったからやらなければならない
  • 親にこんなことを期待されているから、やる
  • 周りからこんな風に言われるから、やっている

このように周囲の意見や期待も受けながら、
進めていくこともあると思います。

それは自分自身も本心から同じことを考えて、行動しているのでしょうか?

よくよく話を聞いていくと、

  • 実はこれがやってみたいのだけど
  • 本当はこっちのやり方を試してみたいけど
  • この方が強くなれると思っているけど

本当に自分がやりたいことは別にあったりします。

ではなぜ、本心が言えないのか?

環境にもよりますが、本心を言うことは、
とても勇気がいることです。
そして、傷ついたり、周囲と衝突することもあります。

その上でも、
本当に自分がやりたいことを、”行動”していただきたい
と、私は考えています。

「このままでいいのか?」と思ったことはありませんか

  • 今の方針で競技を続けていていいのか
  • 本当は違うやり方がある気がする
  • でも、変えるのが怖いし、変えたいと言い出せない

そんなふうに感じたことはありませんか。

多くの若手アスリートが、
一度は同じような感覚を経験しています。

「やりたい」より「やらなければ」で動いていないか

競技を始めた頃は思っていなくても、
高いステージや立場になればなるほど、
こんな思考が増えていきます。

  • 周りにどう思われるか
  • 結果を出さなければいけない
  • 期待に応えなければいけない

気づけば、

「やりたい」ではなく「やらなければ」

で動いている状態になります。

自身を縛っているのは、実は外ではなく内側

周囲の期待や環境の影響は確かにあります。
特に自身が成長して、活躍すればするほど、それは大きくなるでしょう。
これは避けて通れません。

でも実際に行動を決めているのは、
その状況を自分どう捉えているかです。


心理学の 自己決定理論 では、
人が自らの行動を決定する度合いが高いほど、
モチベーションが向上し、内発的な動機づけが強化される
という理論です。

人は

  • 自分で選んでいる感覚(自律性)
  • 成長している実感(有能感)
  • 人とのつながり(関係性)

が満たされると、
パフォーマンスが高まるとされています。

逆に言えば、
「やらされている」と感じている状態では、
本来の力は発揮しにくくなります。

トップアスリートが大切にしていること

例えば、
大坂なおみ選手(テニス)は、
自分の心身の状態を守るために大会を棄権するという決断をしました。

結果よりも、
自分の状態や意思を優先する選択です。

鎌田大地選手(サッカー)は、
クラブチームを選ぶ際には、ネームバリューや年棒よりも、
自分が試合に出られるか、活躍できるか、成長できるか、
を徹底して軸にしています。

周囲からどう見られるかやお金ではなく、
自分の成長を最優先にした考え方です。

トップレベルで活躍する選手ほど、
「どう見られるか」よりも
「自分がどう在りたいか」を大切にしています。

違和感は、無視しなくていい

もし今

  • 楽しめていない
  • 無理をしている感覚がある
  • 本当は別の選択が気になっている

そんな感覚があるなら、
それは間違いではなく大切なサインです。

一度、こう問いかけてみてください。

「もし、何もかもすべて自由なら、自分は何をやりたいだろうか?」

誰の目も気にしなくていい
期待もプレッシャーもない
失敗しても問題ない
お金の心配をしなくてもいい

そのときに出てくる答えに、
あなたの本音が隠れています。

「やらなければ」から解放されたとき、力が発揮される

不思議なことに、
「やらなければ」から解放されると、
ふっと心と身体が軽くなるはずです。

プレッシャーが減り
思い切ったプレーができるようになり
本来の力が出やすくなります。

自分がやりたいことをやる「責任」

それは、
自分が心からやりたいことをやれている
からだけではなく、同時に

自分が決めたことに対する責任

も持つことになります。

「責任」を持つことを、
怖いと思う方もいるかもしれませんが、

可能な限り良い方向にしたいと考え、
最大限のパフォーマンスを発揮させて、
その人自身の成長につながる


「責任」にはそんな力があると考えていいます。

まとめ

  • 周囲の期待
  • 結果への執着
  • 「こうあるべき」という思い込み

これらが、知らないうちに自分を縛っています。

だからこそ大切なのは、

「自分はどうしたいのか」

という問いに向き合うことです。

その答えに正直になることが、
結果的にパフォーマンスを高め、
自分らしい競技人生につながっていきます。

最後までお読みいただきありがとうございました。


もし今、

スポーツメンタルコーチ江口
スポーツメンタルコーチ江口

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